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師走だ。
当然のように「毎年恒例」のなんだかんだが発表される。そして、とりあえずの「新語・流行語大賞」とか見ると、「これはもう止めた方がいいんじゃないか」という感じだ。だれが選んでいるのか、少なくても審査委員長が80歳近くで、しかも「読者審査員」というのも「現代用語の基礎知識」の読者というのだから、あまり文句をいうのも可哀そうかもしれない。
でも、最近の「新語・流行語大賞」のダメな感じというのは、審査の問題というより構造的な気もする。
そもそも、一覧を見ればわかるけれど本当に「流行語」と言えるものはほとんどない。
流行語というのは、フツーの人が喜んで使ってみる言葉のことだ。そういう意味では「なう」や「ととのいました」くらいは、まああるだろう。
あとは”ヒット商品”や”マスコミの多用語”が流行語に認定されているだけだ
「AKB48」や「食べるラー油」というのは単なる”ヒット商品”でしょ。「脱小沢」とか「無縁社会」なんて、メディアの中でしか使わない。
ちなみに、僕が考える「流行語」の条件というのは「ガキが喜ぶ」か「オヤジギャグ」になる、ということである。