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2016年1月31日(日)13:00 国立能楽堂
能・金剛流 「鱗形」
狂言・大蔵流 「舟船」
能・観世流 「唐船」
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昨秋から能を観に行くようになったのだが、とても評することができるほど回を重ねていない。もちろん巧拙を語ることはできないのだが、ぼちぼちと感想などを書いていこうかと思う。
(以下演目についての説明などは国立能楽堂発行のプログラムの389掲載の村上湛氏の解説を参照している)
この日の特別公演は海や船にちなんだ演目だった。「鱗形」は北条時政が紋所を定めるために、江ノ島の弁財天に参詣する場面から始まる。
「舟船」は主従が渡し場で舟を呼ぶ時のやり取りが主となる。
さて、この日の主演目は「唐船」だった。シテは武田志房、ワキは福王和幸。演じられるのは珍しいようで、観るのはもちろん初めてだ。解説によると、潜在的な人気が高い割に上演されない理由は、4人もの子方役を揃える必要があるからだという。しかも謡も多いので、能力の高さも要求されるらしい。
そうか、児童合唱が必要なマーラーの第三交響曲みたいなものなのか?と思ったら全く違った。 >> 4人の子方が光る「唐船」。の続きを読む