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伊達直人が、いきなり注目である。日本を代表するはずの「直人」があまり評判がよろしくない中で、まあ「直人一族」としては悪い話ではない。
もっとも、単純に「善意が素晴らしい」という賛美する空気ばかりでもないだろう。何となくピント外れの類似行動もあるようだし、そもそも現金の寄付の方がいいのではないか?とかいろいろ議論はある。(現金寄付も出てきたようだが)
ただ、地震被災地に「使えない衣類」を送りつけるような、勘違いの善意に展開してしまわないことを願いたい、と思いつつ、僕がこのニュースで感じたことは全く異なる。
「伊達直人という名前で、寄贈する」これって、ある種の消費欲求なんだろうな、ということだ。そして、人は「動機づけ」があれば行動するということである。
善意を消費行動で片付けるな、と言われるかもしれないけれど、じゃあ「伊達直人」という送り主の名前をつけるだけで、どうしていきなり「善行」が広がるんだろうか?