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自宅の近所の内科に医者に数回行く機会があった。小児科でもあり、9時過ぎに行くと殆どが小さな子どもを連れた親子連れだ。

そして、父親が連れてくる光景も毎回見る。4組に一組くらいだと思う。

近所に私立幼稚園があるが、父親に連れられていく子も増えた。「育児に参加」というより、もっと自然な流れなのだろう。

で、ふと気になったのが「イクメン」という言葉だ。身の回りでも小さな子どもを抱えて、それなりに父親も奮闘している人を結構知っているが「イクメン」という言葉を生で聞いたことはないし、「彼はイクメン」という話も聞かない。

この言葉を検索してみると面白いことがわかる。人によって異なると思うが、一番上に出てくるのは、厚労省の「イクメン・プロジェクト」のサイトだ。

その後に出てくる見出しだが、ことごとく「イクメン」に対してネガティブだ。

「絶対になってはならない」「もうやめませんか?」「なぜ嫌われるのか?」「夫婦を不幸にする」などなど。

「父親として普通のことをしている」人に対して、何らかの称号をつけようとしている時点で、どこかずれているのだろう。 >> イクメンという「若死語」。の続きを読む