2019年04月アーカイブ
4月になると、入社式や入学式にまつわるニュースが報じられて、結構SNSなどでも話題になったりする。
今年は「あれ、見たことあるな」と思ったのがあって、それは「1986年と現在の入社式」という記事だ。これ、実は2010年の記事で一度話題になったのが、そのまま再度注目されたようだけど、ネタとしては結構前だ。また朝日新聞デジタルでも、入学式の黒スーツが取り上げらていた。
記事にも引用されていたけど、国際基督教大学の加藤恵津子・学生部長は同紙に「服装の統制は、言論や思想の統制と隣り合わせ。」と寄稿していたので、その流れなのだろう。
最近の服装を個性がなく画一的で無個性と捉えるのが、大人の流儀なのか発想なのか。でも、僕はその発想の方が画一的なんじゃないかと疑ってみたりする。
大学はもちろん、いまは職場でもカジュアルな服装が増えている。彼らにとって、入社式や入学式は、「とりあえずおさえておく」儀式だし、だったらそのまま就活で使うスーツを選ぶのも普通だろう。
先の学生部長は「服装の統制」というけど、その発想もまた見えない何かに統制されている気もする。
ただ、実際に日常の服装がどうなのかというと、たしかに「個性的」ではないかもしれない。 >> 「入社式とかの服装が画一的」、と嘆く発想が画一的?の続きを読む