2018年01月アーカイブ

あけましておめでとうございます。

2018年は平成30年だけれども、これは来年には「予定された終了」となる。そして「どこかの時点で次の元号が発表されて、それを待つ」という、日本人にとっては初めての体験をするわけだ。

ある報道によると、新元号の漢字は一文字の上限を15画として「国民の元号離れを防ぐ」という。何かが変だとは思うけれど、もうしょうがないのか。それにしても、最近の元号を見ても、明治の前の「慶応」の慶の字が15画。何度も書いた経験がある身からすると、あれでも十分面倒だと思う。

しかし、「周年」というのはメディアが大好きだ。昨年の年賀状のCMも平成回顧モードだったけれど、そもそもそれに共感できるのは一定の年齢以上ということになる。先帝の崩御と平成への改元を「社会的事件」として記憶しているのは、せいぜい当時10歳くらいから上だろう。つまり、いまの40歳以上ということではなういか。

ただでさえ若い人が年賀状を書かないのに、平成回顧をしてもそれは中年以上に受けるだけだと思うけど、年明けからオールドメディアは早くも回顧モードだ。

そして、さらに明治150年というさらに昔のことが引っ張り出されている。 >> 明治とか、平成とか「回顧モード」ばかりにしたくないよね。の続きを読む