2017年03月アーカイブ

あの学園をめぐる騒動で、教育勅語が話題になっている。

そういう学校に身内を通わせる気には全くならないけれど、自分の周囲を見ているとメディアや識者が「けしからん!」というほどに、みんなが怒っている感じでもない。

何でかなあと思ったんだけど、あの学園をめぐる話は時おりテレビでやってる動物ドキュメンタリーの「珍獣特集」を見ている気分に近い。珍獣を叱っても、しょせん珍獣だ。

一国の首相や家族の周りに珍獣が群がっているという構図はムズムズするし、嫌な感じはあるけれど、国会がずっと珍獣に振り回されているのも結構妙な感じがする。

あと、もう一つあるのが「所詮学校なんてそんなものだろ」という気分じゃないだろうか。教育勅語は確かにどうかとおもうけど、僕の小学校の頃は、先生の言ってることは相当偏っていた。まあ時代的には基本左なので「聞け万国の労働者」とか「インターナショナル」を歌わせていた先生もいた。

ただ、それに感化されるかというと子どもはそのあたりを見切っていたのだろう。そういう教育者が多かったとは言え、左派勢力は多数派にならなかった。

たぶん、「あの先生、また始まったよ」くらいの感じだったのだろう。

ただ、今にして思うと僕が小6の時に担任はすごかった。右とか左とかではなく、とある新興宗教の熱心な信者だったのだ。しかも、その宗教団体というのはいまや国政の一翼を担うあの政党の母体である、あの会だ。 >> 教育勅語どころか、僕が小6の時に唱和してたのはあの人の詩だよ。の続きを読む