昨日は天皇誕生日だったが、一般参賀者の数が平成になって過去最高だったという。それ以前はもっと多くの人が来た時もあって二重橋事件ということもあった。テロ事件ではなく、参賀者が将棋倒しになった惨事だ。1954年だから戦後10年も経っていない。
ちょうど「初代ゴジラ」が封切された年のはずだ。
宮内庁のウェブサイトを見ると、平成以降は新年と天皇誕生日の参賀者数が公表されている。ふと気になったので、2005年以降の数字を調べてみた。ちなみに、このグラフのカラーはマイクロソフトによれば「みやび」ということで。
で、天皇誕生日の参賀者数はずっと3万人程度で推移してきたが、跳ね上がるように昨日は38,588人。報道によれば「ツアー」も完売になったようで、今夏の「お気持ち表明」が影響しているのだろう。
ちなみに新年も同じような増え方だと、12万人近くになる。そこまで行くかはわからないが、天候が不順でなければ増加することは確実だろう。なお、先の二重橋事件の時は38万人というから、昨日の十倍だ。
このグラフを見ていて気づいたのだけれど、全体としては緩やかに右上がりだ。2006年の新年と2007年の天皇誕生日は、気象庁のデータを見ると雨が降っている。
全体に2010年から2012年新年まで低調になるが、その年の暮れの天皇誕生日から再度増加基調になった。
このあたりは、まったく分からない。
何かが変わったか?というとよくわからない。2012年は震災の翌年だけど、天気はいい。民主党政権の間に低調になって、現政権になった時から殊に新年は増加しているように見えるが、もちろん因果関係は不明だ。
というわけで、いったい何のグラフ作ってるんだというクリスマス・イブ。
みなさま、ゆっくりとした夜をお過ごしください。