三国志というのは、キャラ的にわかりやすいのだろうか。いまの携帯電話がそんな感じだけど、コンビニもついに大手3社となった。
ファミマへのブランド統合に、ローソンの三菱商事による子会社化と続いたが、今年はセブン&アイの騒動もあって業界的にも賑やかだったと思う。
いろいろな展望記事も多く、経営陣にもスポットが当たっているけれど、「1店舗当たりの売上高(日販)」についての踏み込んだ記事は意外とない。トップのセブンイレブンはローソンより20%以上多く、統合したファミリーマートはさらに低い。
「オリジナル商品やPBの力の差」というのは、まあちょっと考えればわかるだろう。だから「商品開発力を強化するべき」とどの記事も多いが、ふと疑問が湧く。
「セブンイレブンの商品力の強さはどこにあるんだろうか?」
個人的に感じるのは、「執念」のようなものだ。最近凄いなと思ったのは「和菓子」だろうか。何を食べても「期待以上」の驚きがある。
9月頃に出ていた「お芋とほうじ茶の和ぱふぇ」(ウウウ、ここで平仮名がちょっと恥ずかしい)とかは、絶妙だった。甘さは適度で、下にある寒天のほうじ茶味とコンビネーションが楽しい。白玉も含めて、異なる食感が巧妙にブレンドされている。
ローソンもファミリーマートも、商社の影響が強いし、「戦略」などは得意なのだろう。トップのインタビューなどを読んでもそう感じる。 >> コンビニは戦略より執念?和菓子に感じるセブンイレブンの凄さ。の続きを読む