2016年08月アーカイブ
【今日の音楽とディスク】 ロッシーニ「弦楽のためのソナタ」 イタリア合奏団
夏が終わろうとしている。というか、お盆明けから東日本は気候不順で、その後の台風ですっかり夏気分は終わった。
オリンピックが終わったことも象徴的だったけれど、あの辺りで今年の夏は店仕舞い。オリンピックは、閉幕前の男子4×100mリレーの爽快感があったけれど、終わると同時に爽やかさとは遠い事件がやたらと出てくる。
そして、さらに台風が来るらしい。
夏になってから、ディーリアスやラプソディ、メンデルスゾーンの無言歌などを紹介してきた。夏とクラシック音楽は、あまり相性が良くないと思っていたけど、探していくとそんなこともないかもしれない。
ベートーヴェンやワーグナーあたりが、ちょっと暑苦しいイメージなのだろう。
そして、ちょっと先取りして初秋にはどんな曲だろう。ブラームスやドヴォルザークは、もう少し秋が深まってからだと思うし、ちょっと夏の余韻がほしい。
というわけで、お薦めはロッシーニの「弦楽のためのソナタ」ということでいかがだろう。 >> 初秋の風が吹いたら、ロッシーニの「弦楽のためのソナタ」を。の続きを読む