今年は、年明けから国内のスキャンダル報道が多い。というか、元を辿ると週刊文春が爆走しているということなのかもしれないが。
まあ、第一報のニュースが見るけれど、その先の報道、というか情報番組などは見ない。逮捕で騒ぐのはわかるが、保釈でヘリを飛ばしたり病院に張り付くのは何なんだ。あと、「謝罪」をわざわざ見たりするのも避けている。
なんか、ゴルゴダの丘の群衆に加わるような感覚になるのだ。処刑される人が誰であろうが、構造は似ている。そして、3日後とは言わないが復活する人もいるわけで。あ、そういえば次の日曜はイースターか。
それでも、メディアはしつこく追っていく。特にテレビはあちこちでやるので、それを避けると見る番組がなくなるような時間帯もあって、スイッチを切ることになる。
でも、それは需要があるからなのだろう。みんなが見なくなれば、テレビも変わるかもしれない。
で、その需要っていうのは「溜飲を下げたい」人が生み出していると思う。
「なんだよ、結局不倫じゃ、CMゼロでもしょうがねえだろ」
「事務所独立するって、難しいに決まってんだろ、何年芸能界いるんだよ」
「あんだけ詐称して、よく偉そうなこと言ってたよな」
ちなみに「溜飲」というのは、「不消化のため飲食物が胃にたまって出てくるすっぱい液」ということだ。それが下がるというわけなのだから、「なんかムカムカして不快な状況にある人」が、「溜飲を下げる」番組のターゲットということになる。 >> 「溜飲を下げたい人」とメディアのダメな関係。の続きを読む