2016年02月アーカイブ

何でもかんでも、「仕事に役立つ」という話にするのは野暮で嫌いだし、「*つの理由」とかいうタイトルも陳腐化していて嫌なんだけど、まあたまには書いてみようか。「~べき理由」にはしないけどね、さすがに。

で、僕は料理をする。まあ、クックパッドは使わない。理由はこちらに。そして学生や若手の社会人が料理をするというと、奨めることにする。会社員の頃、トレーナーをやっていた時もそうしていた。

で、理由は3つある。

まず、物事の手順や段取りを覚えるのに役立つ。沸かした湯で野菜を茹でるなら、先に火をつけてから野菜を切る。幾つか作るなら、まず時間がかかって、ある程度放っておける煮物に手をつける。手早く炒めるなら、先に調味料を手元に揃える。とかそういう類の話。

仕事でも、朝一番に予定伺いのメールを送っておいて、返事が来るまでの間に段取り進めるとか、そうした基本動作に近いことと同じ。

次に、料理というのは九割九分ロジックで決まる。おいしいか、おいしくないかは、どこかに原因がある。それは、素材か、調理か、あるいは気候か……などなど。特に調理のルールには、その背景に理屈があるのだ。

たとえばパスタのソースと麺の太さには一定の相性がある。 >> 料理作りは仕事に役立つと思う3つの理由。の続きを読む