2015年07月アーカイブ

今年の就活は相当ややこしいことになってて、内定をとって「やっと講義に出られます」という4年生もいれば、これからが本番という連中もいる。一方で、3年生は早くもインターンということで、相談にやってくる。

そうやって話をしていて、いつも思うんだけど、学生や若い社会人って、ハッとするような「気づき」を持っていて、潜在力があるんだなと思う。

たしかに経験は少ないし、スキルは未熟だし、先輩たちに比べれば穴だらけだ。でもその分、発想が自由で矛盾を鋭くついたりする。

そもそも、今の採用活動が矛盾のかたまりだし、今回のルール変更だって誰にとっても変。学生生活を充実させるといって8月に後ろ倒ししたけど、4年の前期はもう崩壊状態で、それを咎めようもない。

そういえば、みんなで売り上げ水増ししちゃった大企業のニュースは、当初の想像以上にすごいことになってるけど、変だと思っていてもそれに慣れるのが、また経験の怖さだったりする。

だから、学生や若い社会人と話して時に感じる「驚き」と、ある意味対照的な驚きもある。それは、十年以上経験を重ねた社会人が、おそろしく陳腐な発想しかできない時だ。

何かを提案しても、「それはうちの会社にはあってないから」的な理由で前に進まない経験はあると思うけど、そういう人もきっと若い時は違ったかもしれないなぁ、と。 >> 会社は鳥を鶏にするのかな?の続きを読む