ネットでの検索や訪問履歴を活用した広告も増えてきて、「アア、あの時の履歴をもとにしてるんだなあ」とわかることがメッキリ増えた。特にネット業界の外にいる人や学生と話していると、実感する。
とあるCDショップもよく出てくるようになった。自分の嗜好をよく知ってるなあと思う。ただ、分析が的確すぎるのか、薦められるディスクはだいたい持ってたりする。がんばれ。
ただ、明らかに「狙われてる」と感じることを、「ああ、なるほど」と流せる人もいるが「気持ち悪い」という人もいる。厄介なのは、この気持ち悪さだ。ビッグデータにおける個人情報の問題は、「守られるかどうかだけでは済まない。僕はその辺りには頓着しないほうだし、データの活用が相当なムダを減らせることもアタマでは理解しているつもりだ。ただ、最近ちょっと「気持ち悪い」経験をした。
時折、というか何かの拍子にYouTubeで猫の動画をみることは多い。その時も、猫の動画を見て和んでいたのだが、いきなり画面下方にこんな広告が出たのだ。
「イオンのペット葬」
猫の動画と「ペット葬」の文字の組み合わせは、相当に強い。猫というコンテンツに合わせたのか、自分の履歴から読んだのかはわからない。いずれにせよ、狙われているのだろうけど、ちょっとそういう問題ではない。
別にターゲティングしなくても「ペット葬」は、プッシュ型の広告にふさわしくないよなあ、と。
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