2014年02月アーカイブ
なわけで、都知事選が終わった。終盤の情勢調査で「細川と宇都宮が横一線」と聞いた時、ああこれはもう決まったと思った人は多いだろう。なぜなら宇都宮氏の得票は支持基盤や実績からしても、100万弱だろうし、それと同じとなるとかなり厳しいからだ。
今回の数字を分析するなら、昨夏の参院選を見るとよくわかる。おそらく、立候補する人、特に細川陣営はこの数字を見て「さてどこからどれだけいただこうか」と考えたはずだからだ。
というわけで、参院選の得票を見てみる。(右のアルファベットは今回の都知事選の指示対象者)
まず舛添陣営の立場で見ると、自公の票を足すだろう。これが計247万。
宇都宮陣営は、共産に加えて、前回実績や山本太郎の票から100万くらいは見込むだろう。
田母神氏は、維新の41万に上乗せできるか?と目論む
さて、細川陣営はどう考えるか?
民主系は79万。これにみんなや山本太郎から半分と仮定しても140万くらいは「ありそう」に思えたのではないか。