2014年01月アーカイブ

kindleを使い始めて一年あまりが経った。どうなったかというと、とりあえず小説については「kindle化されているものから読む」ようになっている。
なぜ、電子書籍にしたいのかというと最大の理由は置き場所だ。数千冊の本が自宅にあって、さらにそれ以上の本を置くため、近所にトランクルームを借りている。本を保管するためにこれ以上コストをかけたくはないのだ。
kindleのpaper whiteを購入したのは一昨年の12月で、その直後に休暇で海外に行った。プールサイドに持っていったら、両側の西洋人が二人ともkindleを持っていたことが印象的だ。
で、本を読む上で紙と比べて何ら困らないかというとそうではない。「小説については」と書いたけれど、ある程度難しい専門書や学術書だと、やっぱり紙がいいように感じる。
僕の感覚でいうと、電子書籍の最大の欠点は、「ページをガバッとめくれないこと」なのだ。
あと付箋やアンダーラインに該当する機能もあるが、これだって紙の方が遥かに使いやすい。本を書くときなどの、参照・引用する場合のことを考えると、やはり紙というのは相当によくできているなあと思った。紙の本がなくなるというのも早計だと感じる。