2012年04月アーカイブ
世の中には稚拙な議論が溢れていて、ネット上ではそれがテキスト化されるのだが、僕はいちいち突っ込まない。ただし、あまりにも議論の前提がひどい場合には、やはり書かないわけにはいかない。特に、キャリアについての議論となればなおさらだ。
錦織圭や石川遼はマックでバイトしない–「大学に行かない若者」と接してというエントリーをたまたま目にして思ったことを手短に書いておきたい。
誰だって自分にとって理想の仕事や生き方がある。ただし、他の人の生き方には敬意を払ってほしいと思う。卑下してほしくない。
それだけのことだ。
この文章を読むと、どうやらマックジョブは「解放されるべきもの」らしいけど、それはマックジョブを「不本意なもの」として行っている人の価値観だということだ。
だから、人それぞれだから別にいいという考えもあるだろう。
ただし、世の中には自分の能力を最大限に発揮することで、そうした作業をおこない対価を得て生活している人もいる。そうした人にとって、マックジョブの仕事は目いっぱいのものであり、決して努力していないわけではない。
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