2012年02月アーカイブ
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コンサルタントやクリエイターなど、企画提案を生業とする人にとって大切な数字は”3”のはずだ。一つのページには「3つの理由」や「3つのポイント」だし、企画案はABCの3点で臨むことが多い。
おさまりがいいのだ。そして、その理由とコツを考えてみたい。これってエントリーシートなどにも使えると思うんだよね。このESもそうなっているし。
まず、「1点勝負」が危ないことはわかると思う。では2案だとどうなるか。
これは、いわゆる「二項対立」という状態になりやすい。モノが2つあると1つの軸が生まれる。そうなると、AとBは、対立して見える。提案を受ける側からすると、AとBの「どっち?」と迫られるわけで、決定する時の心理負担が重くなることもあるだろう。
それで、C案が登場する。この3つ目の案が出てくると対立軸は見えなくなってくる。点が3つで平面が決まり、安定する感じだ。
じゃあ、4つになるとどうか。不思議なもので、偶数になると人は2つに分けたくなるようで、再度軸が生まれたりするのである。そして、5点以上になるとグチャグチャになる。
まあ、そういう経験値から”3”という数字は大変ありがたい。
もう少し細かく言うと、「AとBで対立軸をつくり、Cでその軸をバラす」というまとめ方がいいと思う。

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