想像以上の災害状況を知り、被災地の方々は本当にお気の毒に思う。何ができるか、ということはまず義捐金だと思うし、一方で首都圏の我々が「しっかり仕事をする」ことで経済を回して行くことが大切だと思っていた。
というか、今でもそう思っているのだけれど、ここに来て電気供給がかなり深刻になってしまっている。計画停電の混乱については、情報発信を中心に東京電力の問題を指摘するのは簡単なのだけれど、それはあえて書かないし、現在はあまり意味がないことだと思っている。
ただし、「停電していないのに混乱した」内容の殆どは交通に関するものなのだから、ここを安定できれば、ビジネスは一定の回復をしていくと思う。
我が家でもいくつかコンセントを抜いたりしている。低層階なのでエレベータも控えている。パソコンは夜間に充電すれば、日中はラップトップで対応できる。
で、やはり単純な行動として、もうテレビは消していいのではないだろうか。
発生直後の報道は貴重な情報であったが、今朝の民放は通常の枠で、どうでもいいコメンテーターの、どうでもいいお話の垂れ流しになっている。
節電を呼びかけるなら「まずテレビを消しましょう」でいいのではないか。定期的にネットを見たり、緊急情報が必要ならラジオで十分ではないだろうか。
被災地の状況を知ることは大切だけれど、それを見続けて被災者以外の心理が必要以上に悪化しては意味がない。自分自身も、テレビを切ったら少し気持ちが変わってきた。
節電と、自己管理の両面からも、まずテレビを切ってみることから始めてみてはどうだろう。