SF作家のジェームス・P・ホーガンが亡くなったというニュースの見出しを見た時、「まあ、そういう歳だからな」と勝手に思っていた。むしろ、「まだ存命だったんだ」という気持ちだったほどだ。
記事を見て驚いた。まだ69歳だったのだ。
代表作「星を継ぐもの」は1977年の作だという。30代半ばであれだけの作を書くということ自体は、別に驚くことではないと思うのだが、なぜかもっと昔の大家の作品という感覚があったのだ。ストーリーが骨太でロジカル。かつ登場人物に落ち着きがあるので、僕が勝手に思い込んでいたのだろう。
ホーガンは続く「ガニメデ星の優しい巨人」「巨人たちの星」などを一気に読んだ。SF独特の大胆な設定が、最終的にカチリと収まる。破天荒ではないけれど、読後に「希望」を感じる。とても優れた小説だと思う。
この夏休みに再読してみようかな。
新刊を出した。
とりあえず、読者の声。
「ここまできっちりマーケティング思考について整理されて書いてある本は初めてだと思います。」(大手広告会社役員)
「コンパクトにまとめられたケースの分析視点に鋭いプロの洞察を感じられ、学ぶことの多い1冊だと感じております。」(大学教授)
自画自賛も恥ずかしいので、とりあえず世間の声を乗せてみた。いや、多分そういうことなんだろう。きっと。
この本は「マーケティング演習ノート」という実に堅実なというか、ありそうでなかったタイトルである。
自分のブログで自著を宣伝するのはあまり気が乗らないのだけれど、この本は結構ありそうでなかった、という意味で画期的な気がしている。(どうしても断言しにくい)
まず、ケースを徹底的に近年の日本国内事例にしていること。しかも「自分の買い物」「タウンウォッチング」などのケーススタディで、大学の講義や企業研修を再現しつつ、理論の適応が学べること。国内の人口統計や世論調査などを多く盛り込んでいるので、現実の動向を俯瞰できること。
などなど。
基本的にはビギナー向けのつもりなのだけれど、ある程度経験を積んだ人が整理するにもいいと思う。
大学のテキストという面もあるので、ある程度定着しているセオリーの紹介が中心になっている。したがってやたら新しいことを追っているわけではない。
でも、いい本だとは思ってます。いや、ご判断は皆様で。アマゾンへのリンクだけ張っておきますので。
さすがに今週には決めるようだけれど、大相撲名古屋場所の中継、NHKはどうするんだろうか。
民放だったら、こんな直前までプログラムを決めないわけにはいかないよな、とか余計なことかんがえてみるけど。
ちなみに、相撲は全然見ないし興味もないので個人的にはどうでもいい。そういえば、地上波のプロ野球中継も殆ど見ないけど、別に世の中普通に回っているし。
で、1つ思ったんだけれど、「相撲はアナログでしか見られません」というのはどうだろうか。
デジタル対応した人が相撲の好きな人が、あわててアナログテレビを探す。ところが、ないものだから既存のアナログテレビに高値がつくので、アナログの人はオークションとかで高く売る。
これで買い換えれば、地デジの普及率が上がる。
で、次の秋場所では「ワンセグだけ」にするとか。相撲好きが高齢者が多いんだから、彼らの金を使わせるにもいいと思うんだけれど。